モロヘイヤと夏野菜のドライカレー
モロヘイヤ
夏
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モロヘイヤと夏野菜のドライカレー
モロヘイヤ
モロヘイヤは、古代エジプト王が食べて不治の病が治ったという伝説があり、「王様の野菜」といわれるほど栄養価の高い緑黄色野菜です。旬は6月~9月頃で青菜類が不足しがちな時期に重宝されます。ビタミンはA・C・E(エース)を多く含み、いずれも抗酸化力をもち、組み合わさることでより高い効果を発揮します。また日本人に不足しがちなカルシウムや食物繊維も豊富です。刻むと出る粘り成分は水溶性食物繊維で、胃粘膜の保護や、血糖値の上昇抑制、コレステロールの排泄を助ける働きをします。ビタミンA(β-カロテン)やビタミンEは脂溶性なので、油と一緒に調理すると吸収がよくなります。えぐみの原因になるシュウ酸も含むため、さっと下茹でしてアク抜きをしましょう。
モロヘイヤと夏野菜のドライカレー材料(2人前)
・ごはん:300g ・赤パプリカ:1/3個 ・カレー粉:大さじ1
・モロヘイヤ:1束 ・なす:1/2本 ・温泉卵:2個
・豚ひき肉:150g ・にんにく:1片
・たまねぎ:1/3個 ・オリーブ油:小さじ1
①モロヘイヤは茎から葉を外す。鍋にお湯を沸かし塩少々(分量外)とモロヘイヤを入れてさっと茹で、水気を絞り、包丁で粗く刻む。
②たまねぎ・にんにくはみじん切り、パプリカ・なすは1cmの角切りにする。
③フライパンにオリーブ油・にんにくを入れて熱し、ひき肉を炒める。ひき肉が全体に色づいたらたまねぎ・なす・パプリカを加え、火が通ったらカレー粉を加えて炒める。
④Aと①を加えて全体を絡ませながら3分ほど弱火で炒め煮にする。
⑤器にご飯を盛り、その上にカレーと温泉卵をのせたらできあがり。
栄養価(1人前)
エネルギー:573kcal たんぱく質:26.9g 脂質:21.3g 炭水化物:75.8g 食塩相当量:2.2g
カルシウム:174mg 食物繊維:7.6g β-カロテン:4325μg