すこやか通信

スイスのビュンドナーゲルシュテンズッペは、 ビュンドナー（グラウビュンデン州）の、ゲルシュテン＝大麦、ズッペ＝スープの意味。 本場では、一晩漬けておいた麦と細かく切った野菜をベーコンや干し肉と一緒にじっくり煮込んで作ります。 寒さをのりきるためのあたたかく栄養のあるスープです。

ムサカは、なすやじゃがいも、ひき肉、ホワイトソースを重ねてオーブンで焼いたラザニアのような料理です。 パスタの代わりにスライスした野菜を挟むのが特徴で、おもてなし料理として親しまれています。

モーリョ・ヴィナグレッジとは、 ポルトガル語で「モーリョ」がソース、「ヴィナグレッジ」が酢を表しています。 ブラジルの代表的な肉料理のシュラスコと合わせる定番ソースですが、 魚のソテーに添えたり、サラダのドレッシングにしたりとさまざまな使い方が出来ます。

ガスパチョはスペインの南端、アンダルシアが発祥の冷静スープ。 アラビア語で「濡れたパン」を意味し、水に浸したパンがスープにとろみを出してくれます。 冷たくさっぱりとした味わいで、食欲がない時でも食べやすく、 夏に不足しがちなビタミンやミネラルが効率よく摂れるため、暑い時期にぴったりの一品です。

ヤムウンセンは、甘酸っぱいピリ辛のタレで和える春雨のサラダです。 タイ語でヤムは「和える」、ウンセンは「春雨」を意味します。 春雨の食感や香味野菜の香りを楽しむためには、出来立ての温かいままで食べるのがおすすめです。

「エゲケー」とはデンマーク語で「エッグケーキ」を意味する、オムレツのような卵料理です。 今回のレシピではサバ缶を使用していますが、北欧でよく獲れるニシンで作るとより本場の味に近づきます。

ハワイ語で「小さく切る」という意味を持つポキは、 手軽に作れて日本人の味覚に合うしょうゆベースの味付けのため、とても人気があります。 ごはんの上にのせ海鮮丼のようにして食べるのが一般的で、 こうした料理は「ポキ・ボウル」と呼ばれています。

パプリカ―シュ・チルケは「パプリカ風味の鶏肉」を意味し、ハンガリーの伝統的な煮込み料理です。 パプリカは、南アメリカからヨーロッパに伝わったトウガラシを品種改良したもので、ハンガリーで誕生しました。