すこやか通信

ブイヤベースは南フランスのプロヴァンス地方が発祥といわれ、地元の漁師が市場に出回らない規格外の魚などを大きな鍋で煮込んで作ったものが始まりと言われています。 トマトもたっぷり使い、本場フランスではサフランなどのハーブで香りづけをします。

ポンデケージョはブラジル発祥のパンで、朝食やおやつとして人気です。 ポルトガル語で「ポン」がパン、「ケージョ」がチーズを意味しています。 タピオカ粉とチーズを練った生地を発酵させずに焼き上げ、外側はカリっと、中はモチっとした食感が特徴です。

タイ料理は東南アジアを代表するエスニック料理。 タイの家庭料理であるパッガパオガイは、「鶏肉をバジルで炒めた」という意味で、パッガパオガイを日本人が食べやすいようにアレンジした料理が、ガパオライスです。 ガパオライスは、日本で手に入りやすいスイートバジルが使われます。 本場では、癖のない味わいと爽やかな香りが特徴のホーリーバジルを使い、ナンプラーで味付けします。

ワカモレとは、メキシコ料理に欠かせないサルサと呼ばれるソースのひとつです。 先住民の言葉で「ワカ」はアボカドを「モレ」はソースを意味します。 アボカドの原産地で生産量世界一を誇るメキシコでは、生活に深く根付いた食材です。 アボカドは世界一栄養価の高い果物として、ギネスにも認定されており、 ビタミンＥ・カリウム・食物繊維などが豊富です。 また「森のバター」とも呼ばれ、良質な脂質である不飽和脂肪酸を多く含みます。

サモサとは、インド料理の一つで気軽に楽しめる定番の軽食。 じゃがいもベースのスパイシーな具材を小麦粉生地で三角形に包んで揚げた料理です。 もとはペルシャで発祥しインドに持ち込まれ、今のサモサが誕生したと言われています。

エルテンスープは農業王国であるオランダの伝統的な料理。 エルテンとは、オランダ語でえんどう豆のこと。 豆をベースに野菜や肉などを加え、煮崩れるまでしっかり煮込んだ濃厚な具沢山スープです。

セビーチェは、唐辛子の効いたスパイシーな海鮮マリネのことで、 インカ帝国時代以前から作られてきたといわれているペルーの国民料理です。 レモンやライムといった柑橘系の果汁が使われるため、フルーティーな酸味が特徴的です。

ラタトゥイユは、フランス南部の郷土料理です。フランス語で「トゥイユ」は「混ぜる」という意味です。 トマト、ズッキーニ、なすなどの夏野菜をたっぷり使ったメニューで、 味付けも塩と胡椒のみとシンプルなため野菜そのものの味が楽しめます。

ヴィシソワーズは、じゃがいもを使った冷製スープです。 フレンチのコースで提供されることも多いですが、発祥はアメリカです。 じゃがいもに豊富なカリウム、乳製品に豊富なカルシウムは高血圧の予防に効果的です。

お酢には血管を広げることで血圧を下げる効果があり、 カリウム豊富な里芋と組み合わせることでより降圧効果が期待できます。

じゃがいもの主成分はデンプンで、主食にもなる野菜として世界中で栽培されています。ビタミンＣがみかんと同程度含まれていることも特徴です。

きゅうりは、ギネスでは「Leastcalorificfruit」＝「最もカロリーが低い果実」と認定されており、栄養がないと思われがちですがそんなことはありません。きゅうりにはカリウムやビタミンCが含まれています。

そら豆の旬は４月～６月。さやが上向きにつくので、「空をむいた豆」からとってこの名がついたと言われています。

甘夏は夏みかんの改良種で、ビタミンCやクエン酸などが豊富に含まれています。夏みかんと比べ、酸味が少なく甘味が強いため「甘夏」と名付けられました。

「1日1個のりんごは医者を遠ざける」というイギリスのことわざ通り、りんごは強い健康パワーをもつ果物です。

カリフラワーに含まれるビタミンCは、加熱しても失われにくいという特徴があります。ビタミンCはウイルスに対する抵抗力をつけたり、美肌づくりにも優れているといわれています。

イワシの種類は、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシと主に3種類あります。中でも一番脂のりが良いマイワシは、良質な脂であるDHAやEPAの他にも、うま味成分であるグルタミン酸とイノシン酸を豊富に含んでいます。

6～8月が旬のししとうはとうがらしの仲間で、辛みの少ない甘味種に属しています。先端のくぼみが獅子の口に似ているため漢字で書くと獅子唐辛子と書きます。

春の訪れを感じさせる菜ばな。味わいは甘さとほろ苦さが特徴的です。 ビタミンやミネラル（鉄、カルシウム）・食物繊維などをバランスよく豊富に含み、野菜の中でも栄養価はトップクラスです。

春菊は、アクが少ないため下茹での必要がなく、鍋料理に活躍する野菜の一つです。栄養素はβ-カロテンが豊富で、カリウムやカルシウム、鉄なども含みます。